僅かなアライメント調整で走りが変わりました

私の車でやってみました。

調整前、特に違和感もなく直線でハンドルが流れるのも僅かだったので6か月間気にもせず乗っていましたが、時間があったので自分の車のアライメント調整を行いました。
調整前のデータが右下の写真です。

左前輪が僅かに外向き(ー0°24分)、右前輪僅かに内向き(0°24分)と左右ともずれてました。右後輪は僅かに外向き(右方向)であるので車両は左方向に流れることになります。これくらいの誤差なら人が知らず知らずのうちにハンドルを持った状態で微調整をしながら運転してることになります。
したがって長距離を走ると疲労感が蓄積されることになります。

そこで、前輪は左右とも調整機構のタイロッドで基準値内の数値に調整します。
ただ、後輪は調整機構がないので右後輪にシム(厚さ0.2mm➡計算して出しました)を入れて右後輪のタイヤの向きをやや外向きだったのを
やや内向きの基準値に調整します。(写真)

すると下の写真のようにぴったり4輪とも基準内に入り左右のバランスもとれました。

調整後

試運転をしてみると、見事にハンドルの流れは治まり、高速出入り口によくある大きなカーブでのコーナリングもスムーズになりました。
何より、走行中ハンドルをしっかり持つことなく高速であればハンドル下部に指を軽く添えるだけでまっすぐ走るので、疲労感も非常に少なくなりました。
「こんなもんだろう」でなく安心・快適・安全のためにもマイカーの「アライメント測定調整」をされてはいかがでしょうか。